2012-01-01から1年間の記事一覧

「軍事研究」2013年1月号

軍事研究 2013年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: ジャパンミリタリーレビュー発売日: 2012/12/10メディア: 雑誌この商品を含むブログを見る気になった記事について軽くメモ。 「4.7万人規模、日米共同統合演習の実態に迫る」 日米共同での離島奪還作戦を想定…

片山さつき発言について

この件について。Twitter / katayama_s: @ taiyonokokoro50国民が権利は天から付与される ... 言いたいことがあらかた↓の24に書かれてしまっていたので今さらながら引用。 17: ぬこ(愛知県【緊急地震:三陸沖M7.3最大震度4】) 2012/12/07(金) 17:23:04.83 id:…

冨田 浩司「危機の指導者チャーチル」感想

危機の指導者チャーチル (新潮選書)作者: 冨田浩司出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/09メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (7件) を見る ヒットラーの攻勢の前に、絶体絶命の危機に陥った斜陽の老大国イギリス。その時、彼ら…

「太平洋戦争的に家電業界を検証する」をミリヲタ的に見てみた

太平洋戦争的に家電業界を検証する - とある青二才の斜方前進 家電業界のことについては正直な所詳しくはしりませんが、これ読んだ人が旧海軍に対して誤解を抱きそうなので、ミリヲタ目線でのツッコミというか補足をしてみます。結論としては、当時の日本海…

ラファティ「昔には帰れない」感想(というか「素顔のユリーマ」感想)

昔には帰れない (ハヤカワ文庫 SF ラ 1-4)作者: R・A・ラファティ,伊藤典夫,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/11/22メディア: 新書 クリック: 8回この商品を含むブログ (8件) を見る 笛の音によって空に浮かぶ不思議な“月”。その“月”にときめ…

石井 光太「戦場の都市伝説」感想

戦場の都市伝説 (幻冬舎新書)作者: 石井光太出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2012/09/28メディア: 新書この商品を含むブログ (3件) を見る 常に狂気に包まれた戦地や紛争地帯では、多くの都市伝説や怪談が生まれる。ウガンダ・ビクトリア湖の「死体を食べて…

クセノポン「アナバシス―敵中横断6000キロ」感想

アナバシス―敵中横断6000キロ (岩波文庫)作者: クセノポン,Ξενθφων,松平千秋出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2002/07/09メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 9回この商品を含むブログ (3件) を見る 前401年、ペルシアのキュロス王子は兄の王位を奪うべく長…

「XCOM: Enemy Unknown」感想

前回の続きXCOM: Enemy Unknown (日本語版) [ダウンロード]出版社/メーカー: 2K Games発売日: 2012/10/11メディア: Software Download クリック: 1回この商品を含むブログを見る取り敢えずクリア後にアイアンマンモード(オートセーブのみ。リセット&リトラ…

至高のORMを求めて放浪

まえがき この記事はオブジェクト関係マッピング(ORM)を実装する方法がどうこうという話ではなく、単に愚痴です。 事の起こり 社内の新規プロジェクトで 「具体的な機能要件もUIも決まっていないが、新規公開サービスについてある機能(といってもそれなり…

押井守「ケルベロス 鋼鉄の猟犬」感想

ケルベロス 鋼鉄の猟犬 (幻冬舎文庫)作者: 押井守出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2012/10/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る 1942年、"独裁者"が暗殺され生まれ変わったドイツは、凍てつくソ連の地で泥沼の戦いを続けていた。黒髪の女性将…

「XCOM: Enemy Unknown」プレイ中

XCOM: Enemy Unknown (日本語版) [ダウンロード]出版社/メーカー: 2K Games発売日: 2012/10/11メディア: Software Downloadこの商品を含むブログを見る DOSV時代のPCストラテジーゲームの名作、X-COMシリーズ(第一作「X-COM UFO Defence」の発売は1993年。現…

はてなblogへ移行

はてなblogへ移行・・・特に意味は無い。

JerseyでFreeMarkerを使うには(その2 jersey-freemarkerモジュール改造)

前回、jersey-freemarkerモジュールでデフォルトエンコーディングが指定されていないため、文字化けおよび例外が発生することを確認しました。では修正してみましょう。とりあえず公開ソースを見る限りGPLまたはCDDLのデュアルライセンスなので改変はOKと。 …

JerseyでFreeMarkerを使うには(その1 jersey-freemarkerモジュールがダメな件)

FreeMarkerはJava製のテンプレートエンジンです。Javaのテンプレートエンジンというとapache velocityがメジャーですが、記述の仕方はFreeMarkerの方がすっきりしています。 また、jerseyの公式がmavenリポジトリに公開しているjersey-freemarkerモジュール…

巷で噂のGoogle AdPlannerを軽く検索してみた。

googleの「Think Insights」の使い方|アマモ場 面白そうなので現状での検索結果をメモ。上のリンクだと予想される収入やら何やらも出るとのことですが、自分のgoogleアカウントだと特にそういうデータは出ません。 はてなダイアリー なんというかこー、The …

「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」感想

STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん(通常版)出版社/メーカー: 5pb.発売日: 2012/04/26メディア: Video Game購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (7件) を見るこれ何てギャルゲ?いや正真正銘のギャルゲだけれど。 妻(注: 三次元)からの誕生日プレゼ…

エドモンド・ハミルトン「フェッセンデンの宇宙」感想

フェッセンデンの宇宙 (河出文庫)作者: エドモンド・ハミルトン,中村融出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2012/09/05メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (11件) を見る 天才科学者フェッセンデンが実験室のなかに創った宇宙。…

「未完のファシズム」感想

未完のファシズム: 「持たざる国」日本の運命 (新潮選書)作者: 片山杜秀出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/05/25メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 71回この商品を含むブログ (34件) を見る 昭和の軍人たちは何を考え、一九四五年の滅亡へと至ったのか…

伊藤計劃, 円城塔「屍者の帝国」感想

屍者の帝国作者: 伊藤計劃,円城塔出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2012/08/24メディア: 単行本購入: 39人 クリック: 1,323回この商品を含むブログ (80件) を見る フランケンシュタインの技術が全世界に拡散した19世紀末、英国政府機関の密命を受け、秘…

小川一水「天冥の標6 宿怨 PART 2」感想

天冥の標6 宿怨 PART 2 (ハヤカワ文庫JA)作者: 小川一水,富安健一郎出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/08/23メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 9回この商品を含むブログ (19件) を見る 太陽系世界の均一化をめざすロイズ非分極保険社団に対して、 《救…

オライリー"What is big data? An introduction to the big data landscape."を勝手に翻訳

オリジナルはこちら。 What is big data? - Strataオライリー・ジャパンのウェブサイトで翻訳が出るかと思っていたものの半年経っても出る気配がないので訳してみた。と言ってもこちとら素人なので翻訳品質は期待しないでほしい。 翻訳の前に「ビッグデータ…

「THE FUTURE IS JAPANESE」感想

THE FUTURE IS JAPANESE (Jコレクション)作者: 伊藤計劃,円城塔,小川一水・他,ニック・ママタス,ワシントン真澄,金子浩・他出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/07/20メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 138回この商品を含むブログ (9件) を見る フィリ…

A・E・ラングスフォード 「国王陛下の巡洋艦」感想

国王陛下の巡洋艦 (新戦史シリーズ)作者: A.E.ラングスフォード,A.E. Langsford,雨倉孝之出版社/メーカー: 朝日ソノラマ発売日: 1995/02メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る古本市で体験手記と思って買ったらフィクションだった…

チャールス・ラム「雷撃」感想

雷撃 (文庫版航空戦史シリーズ (14))作者: チャールス・ラム,宇田道夫,光藤亘出版社/メーカー: 朝日ソノラマ発売日: 1982/07メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログを見る第二次大戦中の英海軍「フェアリー ソードフィッシュ」雷撃機パイロットの…

新宿京王古書市の収穫

講談社「日本SF・原点への招待 - 宇宙塵傑作選」1〜3巻 宇宙塵傑作選〈1〉日本SFの軌跡作者: 柴野拓美出版社/メーカー: 出版芸術社発売日: 1997/12メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (4件) を見る 宇宙塵傑作選〈2〉日本SFの軌跡作者: 柴…

ブリテン脅威のメカニズム「爆発性ネズミ」

Explosive rat - Wikipedia, the free encyclopedia How exploding rats went down a bomb - and helped British boffins win the second world war | UK news | The Guardian 「爆発性ネズミ」またの名を「ネズミ爆弾」はイギリス特殊作戦執行部(SOE)によ…

横山信義「宇宙戦争1941」「宇宙戦争1943」感想

(「宇宙戦争1945」感想はこちら)宇宙戦争1941 (朝日ノベルズ)作者: 横山信義,高荷義之出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2011/11/18メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 46回この商品を含むブログ (10件) を見る宇宙戦争1943 (朝日ノベルズ)作者: 横山…

「天使の囀り」感想

天使の囀り (角川ホラー文庫)作者: 貴志祐介,酒井和男出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2000/12/08メディア: 文庫購入: 18人 クリック: 143回この商品を含むブログ (86件) を見る 北島早苗は、ホスピスで終末期医療に携わる精神科医。恋人で作家の高梨は、…

「文化の世界的戦略とは −初音ミク改称の薦め−」について今更なツッコミ

日本文化の世界的戦略とは −初音ミク改称の薦め− | 国際関係学逍遥 何というか、余りの感覚のズレっぷりに脱力したのでネタにマジレスしてみる。(散々語り尽くされたことしか書けない気がするけれど)結局のところ「初音ミク」が(今のところまだ)一部の界…

エミリオ・ルッス「戦場の一年」感想

戦場の一年 (白水uブックス―海外小説の誘惑)作者: エミリオルッス,Emilio Lussu,柴野均出版社/メーカー: 白水社発売日: 2004/07メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (9件) を見る 第一次大戦の最中、オーストリア国境のイタリア軍は、はてし…