大統領の英語
- 作者: 松尾弌之
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/11/08
- メディア: 文庫
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ケネディから小ブッシュまでの歴代米大統領のスピーチを、エピソードを交えつつ原文と対訳で紹介した本。人によって文体(というか話体か)がかなり異なることを実感できる。
個人的には、ニクソンのエピソードが面白すぎる。
上院議員時代、不正経理が発覚したときの釈明会見がこんな感じ
悪いことをしてもいない男を皆がどうしてこうも寄ってたかっていじめるのであろうか?私だって一人の男として妻や娘たちを支え養っていかなくてはならないのです。そしてチェッカーという犬だって居るのです!
(この釈明スピーチは)今日でもChecker's Speechといういささか皮肉な呼び名で知られている。それは極めてかっこうの悪い、清くない小心な人物のスピーチの代名詞である。
Wikipediaで調べたら意外に大きな扱いで吹いた。
Checkers speech
http://en.wikipedia.org/wiki/Checkers_speech