「モンスの天使」とA・マッケン
- 作者: アーサーマッケン,Arthur Machen,平井呈一
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1970/06
- メディア: 文庫
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
A・マッケン「怪奇クラブ」が再刊されていたので購入。他にもウィンダム「時間の種 (創元SF文庫)」、マシスン「リアル・スティール (ハヤカワ文庫NV)」等。
「怪奇クラブ」の感想は後で書くとして、あとがきに
折から勃発した第一次大戦中に、マッケンは出征兵士から聞いた、戦線におこった怪奇実話をタネにして、随想的な作品をいくつか発表したところ、これが戦線・銃後に大きなセンセーションを巻き起こし(中略)これらの小編は"The Bowmen"と題する本にまとめられて出版されましたが、この本は当時イギリスの出征兵士の間で、まるで護符でもいだくように広く読まれたということです。
とあって、"The Bowmen"って題名はどこかで見たなあ・・・と思ったら、「モンスの天使」伝説のネタだったか。
この辺については英語版Wikipediaの記事
Angels of Mons - Wikipedia, the free encyclopedia
「Arthur Machen and "The Bowmen"」にいきさつがまとめられている。