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C85冬コミ戦果報告

THE Aerospace Engine Reeview Vol. 3 Project Rover/NERVA 1st Edition

アメリカで行われていた熱核ロケット開発計画全般(Rover計画)および、実用熱核ロケット開発計画(NERVA計画) についての本。
たまたま読み直してたニーヴン「待ちぼうけ」(無常の月 (1979年) (ハヤカワ文庫―SF)収録)でもNERVAがネタとして使われていたので入手。

昔、熱核ロケットだったか熱核ラムジェットだったかの展示をラスベガスのAtomic Testing Museum(中心街から徒歩30分位で行けた記憶。お勧めスポット)で見たことが有って、「うひゃー流石アメリカン!(良い意味でも悪い意味でも)豪快だぜ!」と感心しましたが、本書で改めてその思いを深めました。
普通の化学ロケットでは、エンジン内で化学反応を起こして熱を発生させ、その熱で化学反応の生成物や反応しなかった物質を膨張させ、後方へ吹き出すことで推進力とします。で、熱核ロケットではガスを原子炉で温めて膨張させ、後方へ吹き出すことで推進力としています。要は一次冷却媒体をそのまま後方へ吹き出してるわけです。ヤバイ。
しかも、実験炉では度々、破損した炉心の欠片がノズルから飛び出してきたりします。ヤバイ。さらに、臨界事故を想定して核燃料が入った状態で実験炉を爆破するテストなんかも行われてたりしてヤバイ。60年代アメリカの暴走っぷりがたまりません。それにしても、ケープカナベラルから打ち上げを想定してますが、大西洋に落下して深海で臨界状態になったりとか想定してたんだろうか。


とまあ散々ヤバイヤバイと書いてきた訳ですが、それでも・・・熱核ロケット開発計画の打ち切りにより、火星や、より遠くへの有人探査というあり得たかもしれない可能性が消えてしまったことは、やはり寂しく感じます。

THE Aerospace Engine Reeview Vol. 6 GDL ORM-X to RD-1 1st Edition

まだ今日程巨大で複雑なマシンではなかった、1930年代のソ連ロケットを題材として試行錯誤の跡を探ろうぜ本。あるいは日本で一番暑いグルシェコ本。
本気で読みこなすには機械工学系の素養が必要かなー。化学工学-バイオ寄りなおっちゃんにとってはは難しかったお。

宇宙の傑作機 No. 16.5 プロトンロケット増補改訂版

ソ連/ロシアのプロトンロケット本。ロケット本体よりもソ連の有人月探査計画についてのゴタゴタや、政治を利用し、その反動として政治に翻弄される設計局のゴタゴタといった背景事情を興味深く読んだ。
あと、プロトンロケット発射台基部画像(p57)が想像以上にメカメカしくて萌え。

宇宙の傑作機 No. 19 RD-0120

ソ連の大型ロケットエンジンとしては珍しい液体水素/液体酸素エンジン。
液体水素の供給量がネックに成ってたり、当初は再利用可能を前提として設計されていたものの、後で使い捨て前提に切り替わるなど、他のソ連製エンジンと比べると色々迷走してる印象がある。

大祖国戦争赤軍戦車砲

大祖国戦争赤軍戦車砲2

ソ連軍における76mm以上の大口径戦車砲開発について、開戦前からの変遷を追った本。ソ連軍がどのような状況認識のもとにどのような計画を取捨選択していったのかが良く分かる・・・・・・んだけど、改めて開発系譜図(「大祖国戦争赤軍戦車砲2」p56)で全体の流れを見てみると、やっぱり「なるほど分からん」としか言いようが無い気が。

ドイツ連邦軍マニュアル 対装甲戦闘 対歩兵戦闘車

ドイツ連邦軍マニュアル 対装甲戦闘 対戦車編

非常に面白いけど、どのへんまでがNATOの標準的な内容で、どこへんにドイツ連邦軍独自色が出てるのかという点は知りたい所。(自分で調べろ?ですよねー)

The Unknown Red Stars Vol.2 Red Giants ソ連/ロシアの巨大弾道ミサイル警戒レーダー

ソ連が構築していた巨大な弾道ミサイル警戒レーダー網と、ソ連崩壊後の顛末について。

とか

  • ソ連本土を守るため、外周部にレーダーを設置→ソ連崩壊でレーダー設置国のほとんどが外国に!しかもNATOに加盟したり

とか、色々泣ける。

ホムラコンバット Plus

正直、正月の時間の大半はこれに食われた。後悔はしていない。