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バラード「殺す」感想

読書

殺す (創元SF文庫)

殺す (創元SF文庫)

amazonあらすじ

6月の土曜日の朝、ロンドンの超高級住宅地で住人32人が惨殺された。高い塀と監視カメラに守られた住宅地で、殺されたのはすべて大人。そして13人の子どもたちは何の手がかりも残さず、全員どこかへ消えていた。誘拐されたのか?犯人はどこに?2ヵ月後、内務省に事件の分析を命じられたドクター・グレヴィルは現場を訪れるうちにある結論に到達する。鬼才が描く現代の寓話。

監視カメラでガッチガチに守られた高級ゲーテッドコミュニティで発生した謎の大量殺人事件。大人たちは全員殺害され、子供たちは全員行方不明。事件の裏には意外な真相が・・・まあオチはそれほど意外性は無いですが。善意に満ちたコミュニティの中で真綿にくるまれるように窒息していく子供たちと、その状況からの解放というテーマは伊藤計劃ハーモニー」の元ネタの1つでしょうか?

しかし、現代日本で同じような事件が起きたら、ろくな証拠もないうちに「青少年の心の闇」テンプレで報道されそうな気がします。