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新宿西口広場古本市

雑記 読書

先週やってた古本市の入手物一覧。

プルタルコス英雄伝〈上〉 (ちくま学芸文庫)

プルタルコス英雄伝〈上〉 (ちくま学芸文庫)


プルタルコス英雄伝〈中〉 (ちくま学芸文庫)
プルタルコス英雄伝〈下〉 (ちくま学芸文庫)

ほぼ半額になっていたので購入。


ヒトラー政権と科学者たち (1980年) (岩波現代選書―NS〈513〉)

ヒトラー政権と科学者たち (1980年) (岩波現代選書―NS〈513〉)


以前入手した「なぜ、ナチスは原爆製造に失敗したか〈上〉―連合国が最も恐れた男・天才ハイゼンベルクの闘い (福武文庫)」「なぜ、ナチスは原爆製造に失敗したか〈下〉―連合国が最も恐れた男・天才ハイゼンベルクの闘い (福武文庫)」では原爆製造に焦点を当てていましたが、この本ではNSDAPによるユダヤ人追放政策がドイツ国内の物理学研究全般に与えたインパクトを扱っています。
なにせ1933-40年の間に(戦後の受賞を含む)ノーベル賞受賞者のうち20人がポストを追われ、そのうち19人が亡命。それ以外にも物理学者の少なくとも25%が地位を追われたと。
ハイゼンベルク等の優れた物理学者が残っていたことも確かですが、「アーリア的物理学」というイデオロギー運動に巻き込まれたり親衛隊との政治的取引を行わざるを得なかったりと、研究に専念できる状況ではありませんでした。
ミリヲタ界隈で一部の人々が「ドイツの科学は世界一ぃぃぃぃぃ!!!!!」的な言説を振りまいてますが、実際のところNSDAPの近視眼的なユダヤ人追放政策が科学研究の基盤を根こそぎ破壊したんだよなあ・・・ということがよく分かります。